『タブーに触れて即契約解除されたエンタメ界の闇』
この話題に触れるには、まず色々な事を知る必要がある。
- 人権とは
- 人権侵害事件
- 国内Eスポーツプロゲーミングチーム
- 「人権ない」不適切発言で炎上の女性プロゲーマー、チームが選手契約を解除。プロゲーマー復帰は絶望的か?
- 「人権ない」「骨延長手術して」と発言して炎上
- スポンサーのレッドブルがHPから選手情報を削除
- 所属チームとの選手契約は解除に
・人権とは?
・人権侵害事件
・国内Eスポーツプロゲーミングチーム
・今回の事件で契約解除
人権とは
人権(じんけん、human rights)とは、単に人間であるということに基づく普遍的権利[1]。「人間が生まれながらに持っている人間らしく生きるための権利」を意味する[2]。成文化されたのは1215年6月19日のイギリスにおけるマグナ・カルタにまで遡り、「生れながらにして当然に人間としての権利を有する」という意味で国法上に初めて確認されたのは1776年6月12日のバージニア権利章典からである[3][4]。資本主義的市場経済の形成と市民革命(市民階級による民主主義革命[5][6])によって確立された権利であり、「近代憲法の不可欠の原理」とされる[7]。人権は人が生まれつき持ち、国家権力によっても侵されない基本的な諸権利であり[7]、国際人権法(international human rights law)によって国際的に保障されている
「人権」には「基本的人権」や「基本権」のように関連する概念がある。これらが相互に区別して論じられることもあれば、同義的に使用されることもある[10]。
法的には(実定法を越えた)自然権としての性格が強調されて用いられている場合と、憲法が保証する権利の同義語として理解される場合がある[11]。また、もっぱら <国家権力からの自由> について言う場合と、参政権や社会権やさまざまな新しい人権を含めて用いられることもある[11][注 1]。
人権保障には2つの考え方があるとされる[13]。その第一は、いわゆる自然権思想に立つもので、全ての人には国家から与えられたのではない、人として生得する権利があり、憲法典における個人権の保障はそのような自然的権利を確認するものとの考え方である[13]。広辞苑では、実定法上の権利のように恣意的に剥奪されたり制限されたりしない[14]、と記述されている。その第二は、自然的権利の確認という考え方を排し、個人の権利を憲法典が創設的に保障しているとの考え方である[13]。18世紀の自然権思想は19世紀に入ると後退し法実証主義的ないし功利主義的な思考態度が支配的となったとされ[10]、1814年のフランス憲法などがその例となっている[13]。
歴史的には「基本的人権」の概念は、18世紀の人権宣言にある前国家的な自然権という点を厳密に解すればそれは「自由権」を意味する(最狭義の「基本的人権」観念)[10]。また「自由権」をいかにして現実に保障するかという点に立ち至ると「参政権」も「基本的人権」に観念されることとなる(狭義の「基本的人権」観念)[10]。上記のような狭義の「基本的人権」観念が18世紀から19世紀にかけての支配的な人権観念であった[10]。18世紀の人権宣言は合理的に行為する「完全な個人」を措定するものであったが、19世紀末から20世紀にかけての困難な社会経済状態の中でそのような措定を裏切るような事態が次第に明らかとなり、具体的な人間の状況に即して権利を考える傾向を生じ、いわゆる「社会権」も「基本的人権」に観念されるようになった(広義の「基本的人権」観念)[10]。
最広義には憲法が掲げる権利はすべて「基本的人権」と観念されることもある(最広義の「基本的人権」観念)[15]。しかし、自然権的発想を重視する立場からは国家によってのみ創設することができるような権利はこれに含ませることができないと解されている[16]。日本の憲法学説でも、自然権的発想を重視する限り「基本的人権」(日本国憲法第11条)と「この憲法が国民に保障する自由及び権利」(日本国憲法第12条)が同じ内容を持つものではありえないと解されており[16]、従来、一般には国家賠償請求権(日本国憲法第17条)や刑事補償請求権(日本国憲法第40条)については「この憲法が国民に保障する自由及び権利」(日本国憲法第12条)に含まれることはもちろんであるが基本的人権を具体化または補充する権利として「基本的人権」そのものとは区別されてきた[15]。「この憲法が国民に保障する自由及び権利」(日本国憲法第12条)には広く憲法改正の承認権や最高裁判所裁判官の国民審査権まで含まれるとする学説もある[17]。国によっては憲法が国民に保障する自由及び権利については「基本権」(Grundrechte)と呼んで区別されることがある
具体的な事例がないとちょっと難しい言葉が多いのでわかりにくい。
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人権侵害事件
(1) 令和2年において,新規に救済手続を開始した人権侵犯事件の数は9,589件,処理した人権侵犯事件の数は10,002件であった。
(2) インターネット上の人権侵害情報について,被害者からの申告に基づき人権擁護機関からプロバイダ等に削除要請をした件数は578件で,過去最高となった(前年は,395件)。
(3) 新型コロナウイルス感染症に関連して差別を受けたなどの人権侵犯事件は,175件であった。
インターネット上で過去最高数
とあるが、情報発信をしている人に対して
の人権侵害が広がっている状況だと把握した。
今回の関連は
国内Eスポーツプロゲーミングチーム
名前ぐらいは聞いたことはあるが
なんなんだろう。
eスポーツは多くの場合、組織化されたマルチプレイヤーコンピュータゲームの競技大会として開催されており、特にプロ選手(プロゲーマー)同士で、個人またはチームとして対戦する。競技大会は長い間、コンピュータゲーム文化の一部であったが、プロゲーマーの参加やライブストリーミング配信を通じたイベント観戦が人気になる2000年代後半までは、主にアマチュアの間で行われていた[3][4]。2010年代になると、多くのコンピュータゲームの開発企業がトーナメントなどのイベントを積極的に企画し、開催資金を提供するようになり、eスポーツはコンピュータゲーム業界にとって重要な要素となった。
eスポーツはLANパーティの中から生まれたとされる[5]。欧米では1990年代後半から高額な賞金がかけられた世界規模の大会も開催され、参加者の中にはアマチュアから年収1億円を超えるプロゲーマーまで含まれる[6][7]。
賞金がでる大きな大会など国内問わずに開催されているとの事
スポンサーなどもつき
ゲームプロの人達がチーム別で勝負するのが面白いのかもしれない。
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今回の事件で契約解除
「人権ない」不適切発言で炎上の女性プロゲーマー、チームが選手契約を解除。プロゲーマー復帰は絶望的か?
との見出し記事に目がとまり、覗いてみると
配信中に「身長170cmない男は人権がない」と不適切な発言をして炎上したプロゲーマーたぬかな選手の契約を解除したと、所属チームの『CYCLOPS athlete gaming(サイクロプス アスリート ゲーミング)』が17日に発表しました。
「人権ない」「骨延長手術して」と発言して炎上
不適切な発言がされたのは2月15日に行われたライブ配信中のことです。
たぬかな選手がデリバリーサービス『UberEats』を利用した際に配達員に「連絡先を教えて欲しい」と言い寄られて困った体験を話すなかで、配達員の男性の身長が低かったことに言及。
その話の流れのなかで「(身長が)170cmはないと。正直、あの、人権ないんで。170cmない方は、俺って人権ないんだって思いながら生きていってください。骨延長の手術を検討してください」と低身長の男性に対して差別と取れる発言をし、炎上しました。
スポンサーのレッドブルがHPから選手情報を削除
炎上後、たぬかな選手は「配信の内容をヘイトスピーチだと指摘されました。そういう意図ではありませんでしたが、不快に思われた方が多いようなので撤回します、すみませんでした。高身長が好きって言いたいだけでした…いつもの配信の身内ノリで言葉が悪くなっちゃいました、ごめんなさい~…」とTwitterで同15日に謝罪(現在は削除済み)。
しかしながら発言の攻撃性や謝罪の文面なども影響してか炎上は収まらず、たぬかな選手の所属先である『CYCLOPS athlete gaming』が16日に「心よりお詫び申し上げます」と謝罪と同選手に対して厳重に対処することを発表。
スポンサーであったレッドブルも公式サイトからたぬかな選手のページを同16日に削除する事態となりました。
また、たぬかな選手のTwitterのプロフィールに記載されていたゲームカルチャーブランド『GRAPHT(グラフト)』も、「2020年3月に契約は満了しており、すでにスポンサー関係にない」と現在は関係性がないこと発表しました。『GRAPHT』は炎上に巻き込まれたかたちになります。
所属チームとの選手契約は解除に
そして炎上から2日後の17日、『CYCLOPS athlete gaming』はたぬかな選手との選手契約を解除したと発表しました。
同チームは「たぬかな選手の配信中における不適切な発言と姿勢は、当社として決して容認できるものではなく、選手契約解除という判断に至りました。当社は、いかなる差別的・侮辱的な行為や言動・SNS等での発言も許されるものではないと認識しており、すべての人にとっての多様性を大切にしております」とコメントしています。
との記事がでていたわけです。
みなさんの感想はどんな感じですか?
不快に感じた方や
そうでもない方もいると正直思う内容でした。
私自身、その配信も見ていないので
どんな場面で出た発言なのか?またはジョーダン半分の
テンションの中で出たのか?
その配信を見ていた人だけがクレームをつけてるとも
思いませんね。少しの話題から配信外の人達までもが
乗っかった誹謗中傷なのかもともとれます。
どちらの味方でも正直ないですが
契約解除の処分は受けているとの記事なので
あまり騒ぎを伸ばさないように
してあげるのも人権ではないでしょうか。